保育士は幼稚園教諭とは違う
幼稚園は「学校教育法」に基づく教育機関のひとつで、文部科学省が管轄しています。そこで働く先生は、正式には「幼稚園教諭」といいます。幼稚園教諭は、子どもたちが遊びを通して基本的な生活習慣や健全な心身、人間関係や道徳心、自然などへの興味や思考力、言葉による表現力、そして創造性をはぐくむことができるようサポートするのが役目です。幼稚園の教育の対象となるのは3〜5歳の子どもです。時間は4時間保育が原則で、夏休み、冬休み、長期休暇があります。ちなみに、幼稚園教諭の免許は、大学や短大などの養成機関で幼児教育に関する専門知識と技術を身に付けて取得します。4年制大学で取得した場合は「幼稚園教諭普通一種免許状」となり2年以上、短大や専門学校で学び取得した場合には「幼稚園教諭普通二種免許」となります。保育所は「児童福祉法」に基づく児童福祉施設のひとつで、厚生労働省の管轄です。そこで働いている人のことを「保育士」といいます。保育所は教育機関ではなく子どもの生活の場という位置づけです。保育所は幼稚園と違って長時間子どもをあずかることもあります。8時間以上になる場合もあるでしょう。幼稚園教諭との一番の違いは、保育士のケアする対象の幅広さです。保育所なら0〜6歳が対象で、その他の福祉施設では18歳までの青少年が対象になる場合もあります。したがって保育士の資格取得は、幼稚園教諭とは違った勉強が必要です。